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肥 料 の 基 礎 知 識

来源:杨先生 发布时间:12/5/2012 7:14:23 AM
 
1.肥料とは、どのようなものですか?
  植物は、主に根を通して水と無機成分を、また葉から二酸化炭素を吸収して養分としていますが、肥料は、一般に土壌中で不足しやすい植物の養分(栄養素)として施用が必要なものです。
植物の最も重要な養分は、窒素、りん酸、加里であり、これを肥料三要素といいます。
このほか、カルシウム、マグネシウム、微量要素等も土壌中で不足することがありますので、これらを肥料として供給します。

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2.肥料には、どのようなものがありますか? (肥料の分類)
  肥料の種類は、色々ありますが、ここでは、次のように分類してみました。
  1. 化学肥料と有機質肥料
    肥料を大別しますと化学肥料と有機質肥料に分かれます。
    化学肥料は、化学的方法により製造される肥料をいい、有機質肥料は動植物質資材を原料とした肥料をいいます。また、化学肥料は、硫酸アンモニア、尿素、過りん酸石灰、塩化加里、化成肥料等一般的に速効性のものが多いのですが、最近は緩効性の化学肥料も出回っています。
    有機質肥料は、油粕類、魚粕粉末類、骨粉類等の普通肥料に分類されるもの及び米ぬか、堆肥、おでい肥料等の特殊肥料に分類されるものとがあります。

     

  2. 肥料取締法に基づく肥料の分類
    普通肥料 三要素系肥料 窒素質肥料 硫酸アンモニア、塩化アンモニア、尿素、石灰窒素等
    りん酸質肥料 過りん酸石灰、熔成りん肥等
    加里質肥料 塩化加里、硫酸加里等
    有機質肥料 魚かす粉末、骨粉類、なたね油かす等
    複合肥料 化成肥料、配合肥料、家庭園芸肥料等
    その他の肥料 石灰質肥料 生石灰、消石灰、炭酸カルシウム肥料等
    けい酸質肥料 鉱さいけい酸質肥料等 
    苦土肥料 硫酸苦土肥料、腐植酸苦土肥料等
    マンガン質肥料 硫酸マンガン肥料、鉱さいマンガン肥料
    ほう素質肥料 ほう酸塩肥料等
    微量要素複合肥料 熔成微量要素複合肥料等
    農薬が混入された肥料
    指定配合肥料
    特殊肥料 イ 魚かす、蒸製骨、肉かす等で粉末にしないも
    ロ 米ぬか、はっこうかす、家畜及び家禽のふん等
    ハ たい肥、おでい肥料、家畜等のふんの処理物等

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    3.主な肥料の製造方法を教えて下さい。
    準備中

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    4.肥料成分にはどのような働きがありますか?

     肥料成分には、植物が多量に必要とする多量必須元素と微量必須元素等がありますがそれぞれの成分の植物に対する生理作用は、次の通りです。 
    1. 多量必須元素
      1. 窒素の生理作用 
        植物の細胞の原形質の主な成分であるタンパク質などを構成する成分で次のような生理作用があります。主な働きは、
        イ  細胞の分裂・増殖に必要です。
        ロ 根、葉、茎の発育、繁茂を促します。
        ハ 養分の吸収、同化作用を盛んにします。
         
      2. りん酸の生理作用 
        植物中の核酸、酵素の構成成分であります。主な働きは、
        イ 作物の生長を早めます。
        ロ 根の発育を促し、発芽力を盛んにします。
        ハ 分けつの数や根、茎、葉の数を増やします。
        ニ 子実の収量を高め、品質を良くします。
         
      3. 加里の生理作用
        植物中のデンプン、タンパク質の生成、移動、蓄積に役立ちます。主な働きは、
        イ 水分の蒸散作用を調節します。
        ロ 根の発育を早めます。 
        ハ 開花、結実を促進します。
        ニ 日照の不足を補います。
         
      4. 石灰の生理作用 
        主な働きは、
        イ 植物の細胞膜を作り、また、これを強化します。
        ロ 有機酸などの有害物質と結びついて、これを無害化します。
        ハ 葉緑素の生成、炭水化物の移動に必要です。
        ニ 根の発育を促進するなどすることにより病害に対する抵抗力を強くします。
        ホ 植物に硝酸態の窒素を良く吸わせ、また、加里、苦土の吸収を調整します。
         
      5. 苦土の生理作用 
        主な働きは、
        イ 葉緑素を構成する元素です。
        ロ 植物の新陳代謝を盛んにします。
        ハ 蛋白質、脂肪の合成に必要な元素です。
        ニ 植物の体内のりん酸の移動を助けます。
         
      6. 硫黄の生理作用
        主な働きは、
        イ タンパク質の合成に必要な元素です。
        ロ 含硫化合物を作ります。
        ハ 葉緑素の生成を助けます。
         
    2. 微量必須元素 (微量要素)

      1. マンガンの生理作用 
        主な働きは、
        イ 植物の体内の酸化還元酵素の働きを強めます。
        ロ 葉緑素の生成を助けます。
        ハ タンパク質の生成を助けます。
         
      2. ほう素の生理作用 
        主な働きは、
        イ 細胞膜や通導組織の形成維持に役立ちます。
        ロ 水分、炭水化物、窒素の代謝に関係しています。
        ハ 糖やカルシウムの吸収、転流に関係しています。
         
      3. 銅の生理作用
        銅は、植物体内の酸化還元に関係する銅酵素の構成成分です。
         
      4. 亜鉛の生理作用
        主な働きは、
        イ 亜鉛は、植物体内の各種酵素の構成成分です。その働きを高め、体内の酸化還元に関係します。
        ロ 葉緑素、生長促進物質の生成に役立ちます。
         
      5. モリブデンの生理作用
        モリブデンは、体内の酸化還元の酵素の構成成分です。また、根粒菌の窒素固定、硝酸還元に関係します。
         
    3. その他
      1. けい酸の生理作用
        植物の必須元素ではありませんが、イネ科植物、特にイネのケイ化細胞を増加させ、耐病、耐虫性、耐倒伏性などを高める有用な元素です。

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    5.肥料の使い方の要点を教えてください。
     肥料の使い方については、作物別、地域別、土壌別に異なりますが、基本的には、次の通り、肥料の選択、養分過剰と濃度障害、養分バランス等がどの場合にも配慮しなくてはならない重要な事項です。 なお、作物別の使い方は、別の項でご覧下さい。

    1. 肥料の選び方 
      肥料は、色々な種類、銘柄が出回っていますので、栽培する作物に最も適しているものを選ぶことはなかなか難しいと思われます。 肥料成分の量、形態、三要素の構成割合ばかりでなく、硫酸や塩素などの随伴する成分や微量要素の量なども十分に考えて選ぶことが大切です。また、機械施肥の場合には、肥料の流動性が良いこと(固結、吸湿性が低いことなど)も選ぶ場合に大切なことです。
       
    2. 養分過剰と濃度障害 
      施肥した養分は、全てが作物に吸収されるものではありませんので、次第に土壌中に蓄積されます。 特にハウス栽培では雨による溶脱がありませんし、また、水の蒸発が多く水の流れが上向きになるため、養分が土壌の表面に集積し易くなります。
      養分が集積し過ぎると、作物に塩類による濃度障害の被害が現れます。土壌溶液中の塩類濃度は、土壌の水による浸出液の電気伝導度(EC)で測定することができます。
       
    3. 養分のバランス
      土壌中の養分は、その濃度が適度であっても、他の成分の濃度とのバランスも重要です。たとえば、マグネシウムはカルシウムやカリウムが過剰にありますと、吸収が抑制されて欠乏します。同じような関係は、アンモニアとマグネシウムの間にもみられます。
       
    4. 施肥時期 
      作物がもっとも養分を必要とする時期に、肥料を施すことができれば、利用率を高めることが出来ます。 肥料を施す時期により、播種又は移植時に施用する肥料は基肥(元肥)、作物の生育期間中に施用する肥料は追肥とに区別されます。 水稲では追肥は更に中間期追肥(分けつ最盛期)、穂肥(幼穂形成期)、実肥(出穂期)などに区別されます。
       
    5. 施肥位置 
      窒素肥料などでは、濃度障害を避けるため、根に直接触れないように施肥位置を考えることが必要です。 一方、りん酸質肥料などでは、施肥した場所から根までの距離が肥効に影響します。 特に水溶性リン酸を含む肥料は、そのリン酸が土壌中で固定され易く、その影響が大きく出ますので、ある程度、根の近くにまとめて施用するのが良いと思われます。 く溶性リン酸を含むものは、移動しにくいので、根との接触が多くなるように粒度を小さくして土壌中に広く分布させるような工夫も必要です。

       
    6. 環境条件
      気候や温度条件で、肥効の現れ方が変わりますので、条件によって施肥法を変える必要があります。 水田と畑では施肥法は当然に違います。また、畑では、降水量や土壌の性質によって肥料成分の溶脱などの影響があります。 水田では、土壌中の窒素の放出が土壌の温度、水分等によつて影響を受けますので、春先の土壌水分の年ごとの違いを考慮して施肥を調節する技術が検討されております。 ハウス栽培では、雨の影響がありませんから、水分の動きが露地とは全く違っておりますし、更に温度、湿度、日射量、二酸化炭素の濃度等は露地とは違っており、施肥に対する影響も変わることから、それに対応した施肥法が必要となります。
      いずれにしましても、土壌の理化学性や肥沃度はそれぞれの圃場によって違っていますので、具体的な施肥法は、これらの環境条件を総合的に検討して実施することが必要です。

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    6.特色のある肥料としては、どのようなものがありますか?
     多くの肥料の中で特色のある肥料をあげると、次のようなものがあります。

    1. 肥効調節型肥料  硫酸アンモニア、尿素、塩化アンモニアのような水溶性の窒素質肥料は速効性で、施肥量が多過ぎれば濃度障害を発生し、少ないと肥切れとなります。 このような欠点を除くとともに作物に吸収されずに環境中に流失することを防ぐため緩効性をもった次のような肥料があります。 

      1. 被覆肥料  この肥料は、水に溶け易い肥料を合成樹脂などで被覆し、肥料成分が、その被膜のピンホールを通して徐々に外へ溶け出て肥料の効果が調節されるもので、次のような肥料があります。
        イ 窒素質肥料の表面を被覆した肥料
        ロ 加里質肥料の表面を被覆した肥料
        ハ 複合肥料の表面を被覆した肥料
         
      2. 化学合成緩効性肥料
        この肥料は、肥料成分を水に溶け難いような化合物にしたもので、次のような肥料及びこれらを含む肥料があります。
        イ 尿素を色々なアルデヒドで縮合したもの
        ロ その他、ジシアンジアミドを加水分解して製造されるもの、シュウ酸とアンモニアを反応させたもの
         
      3. 硝酸化成抑制材入り肥料
        施肥した肥料の中の窒素は、土壌中で細菌(亜硝酸菌、硝酸菌)の作用によって硝酸態窒素に変化して、流亡、脱窒して肥効を低めます。 硝酸化成抑制材入り肥料は、このような作用(硝酸化成作用)を抑制するため肥料の中に硝酸化成抑制材を混入したものです。
    2. ペースト肥料
      この肥料は、固体肥料と液体肥料の中間の性状をもった濃厚なソースのようなペースト状の肥料です。 水稲作の例では、「ペースト施肥田植機」で湛水された水田土壌中の決められた位置に施用されますので、肥料の流亡が少なく、施肥量も節減できます。 また、田面水に溶け出しにくくなるので河川等の水質の汚濁を防止する効果もあります。
       
    3. 農薬入り肥料 
      この肥料は、肥料に殺虫剤や殺菌剤等の農薬を混入したもので、肥料と農薬の機能を併せもったものです。 そのため、施用に当たって、その時期、施用量等に留意して、両方の機能が十分発揮させることが重要です。 現在混入されている主な農薬(一般名又は商品名)は、次の通りです。
      「殺虫剤」 オフナック、カルタップ
      「除草剤」 クロルフタリム
      「倒伏軽減剤」 ウニコナゾールP、パクロブトラゾール

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    7.多量に生産されている特殊肥料にはどのようなものがありますか?
      有機性廃棄物の有効利用が進められていますが、これに伴い特殊肥料の生産量の増加がみられます。 特に最近多量に生産されている特殊肥料を紹介します。

    1. たい肥
      たい肥は、昔から自給肥料として農家が、わら、もみがら、落葉などを堆積、腐熟させてつくってきました。 しかしながら、農家の人手不足などからたい肥も業者により製造・販売されることが多くなり、その原料として各種の有機性の廃棄物の利用が進められております。 現在このようなたい肥の年間の流通量は全体で約300万トンとなっています。 主要な原料の種類によって、樹皮たい肥、牛ふんたい肥、汚泥たい肥などと分類されております。
       
    2. おでい肥料 
      この肥料は、食品工場等からの排水、下水、し尿、家畜排泄物等を活性おでい法等により処理して得られるものです。 この肥料の中には、生物分解され易い有機物に富んでいるほか窒素、りんも比較的多く含む有機性の肥料です。 現在の年間流通量は、約60万トンとなっています。
       
    3. 家畜、家禽のふん及びその処理物
      この肥料の多くは、牛、豚、鶏等のふんを各種方法で乾燥したものです。現在の年間流通量は約40万トンとなっています。
       

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    8.肥料の使用はどのように環境に影響しますか
     低コストで高収量を上げるためには肥料の使用は不可欠であります。 しかし、不適切な施肥を行うと、河川、湖沼等の富栄養化を、また、地下水の硝酸塩の集積を招くおそれがあります。 そのような意味では、たい肥や家畜のふん尿のような有機質肥料も土壌中で分解すれば窒素分は硝酸化されますので、化学肥料の場合と同様です。

    持続性の高い農業の推進の見地から、環境に過剰な負荷を与えないように肥料についても適切な施用が強く求められております。


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9.化学肥料の使用について安全性の面で問題はありませんか?
 食料の安全性に対する消費者のニーズに対応して、化学肥料の安全性について心配する声が一部にあります。
   しかし、化学肥料は、一般に不純物が少なく有害な重金属、有機化合物の混入のおそれはありません。 ただ、速効性の化学肥料を必要以上に多量に施用すると土壌中に硝酸イオンが蓄積して、これを作物が過剰に吸収するとこれを食べた反すう動物に硝酸塩中毒を起こすことがあります。 ただし、人間に対する硝酸塩の毒性は低く、中毒が起こるのは生後3ケ月未満の乳児に限られます。 乳児では水中の硝酸塩は問題になりますが、農産物に由来する中毒例はありません